朧月夜の独り言

趣味に関する備忘録と少しの日常

2021冬アニメ感想

2021年冬アニメ(2021年3月最終回アニメ)の一言感想です。
見終わったものから随時更新。

 
はたらく細胞!!
一期好きだったのでまた観れて楽しかった。
けど、全8話かつその内2話ががん細胞の話だったのでちょっと物足りない感も。
がん細胞の話は一期を踏まえての話にはなってたけど、登場キャラも同じかつ病状も同じだと既視感…。


はたらく細胞BLACK
はたらく細胞」のスピンオフ、体内環境激悪な大人の体内。
主人公赤血球や周りの細胞達の社畜っぷりと、体の主を心配しながら、ストレスやら睡眠不足やら言われると自分も耳が痛い。
はたらく細胞」とはまた違った目線というか体内の描き方で面白かった。
メインキャラの死亡はさすがに無いと思ってたから、赤血球@KENNさんの死は驚き。
どこかで再登場するかと思ってたけど、最後まで出てこず…寂しかったけどブラック感が増して物語としては良かった。


ひぐらしのなく頃に
ひぐらしは漫画を少し読んだことあるけどアニメは初視聴。
長く続いている作品だけあってやっぱり面白い。
細かい設定とか、過去作品とのループ差分とかは知らないけどそれでも普通に2クール楽しく見れました。
前半は各キャラのお当番ルートもありつつ、梨花ちゃんが正解(生き残り)に辿り着くまでの物語。
バッドエンドルートは黒いモヤもかかりつつかなり攻めてる描写でグロホラー作品としてはわくわく…梨花ちゃん目線で見ると辛いけど。
後半は沙都子が自分の望む未来を勝ち取るためにループを始める物語。
何度バッドエンドに直面しても挫けず次の策を打ち出す沙都子の強メンタル…というか狂気が怖くて最高。
7月の続編も楽しみ。


▼2.43 清陰高校男子バレー部
弱小バレー部が全国を目指す物語。
中学時代から始まり、高校で入部するしないがあったり、過去編があったり、ライバル校が出てきたり、先輩とぶつかったりしながら、最後は県大会で優勝。
かなりエピソードが多いような気がするけど、物語としてはスッキリまとまっていたというか、しんどいところも短く収まっていて見やすかった。
バレーの技術的なところというよりは、メンタル面メインの作品。
一つ一つの障害は割と短期間で解決していて見やすかったけど、若干モヤモヤが残るところも。
ユニの煮え切らなくて天然な性格はもともと苦手なタイプだけど、主人公キャラとしてバレーに対する熱量があんまり感じられなくて感情移入できない。。
逆に、チカの勝ちたい・高みを目指したいという気持ちはスポーツ作品としてすごく応援したくなるのに、周りがついて来ないところにやきもき。
青木・小田はチカのことを買ってくれてるけど、2年生との和解はもう少しエピソードが欲しかった。
あと、青木が下心でバレーやってるってエピソードは深堀りされず?気になる。
ライバル・福蜂の登場は良い王者感で話が盛り上がって楽しかった。
三村・越智のコンビが好きだったので、二人でオレンジコート行ってほしかった気持ちも。
けど、アップという名の雪遊びしてた三村をかばって越智骨折はちょっと…あの清陰に偵察に行った後輩が揉め事起こしたときに頭下げてたしっかり者の三村はどこいったーという感じ。
リアルな高校生感はあったかもしれないけど、ドラマチックさが欲しい身としてはもうちょっと熱い話が欲しかったなという印象。


転生したらスライムだった件(2期)
1期に続き、2期も楽しかった。
2期はユーラザニアやドワルゴンとの国交から、相変わらずバトルシーンは迫力あってスカッとするし、国交や交渉の部分では理性的な部分があって、話に緩急があって飽きない。
後半はファルムスとの戦争からの、リムルの魔王進化。
リムル不在の奇襲、裏切り、結界、色々な要素が絡み合って過去最大のピンチはかなりハラハラしたし、シオンらの死はショック。
最後はリムルの進化によって蘇生したけど、蘇生術って結構禁忌(倫理的にも術の難易度的にも)扱いされている作品が多いイメージだから、元現代人のリムルがあっさり蘇生を行おうと決心したことも、敵とはいえ人間を大量殺戮したことも、実際に成功したことも予想外の展開。
7月から続編放送ということで続きも楽しみ。
そして最終回で久しぶりの登場に加え復活したヴェルドラさん!
続編ではメインで動くのかな?楽しみ。
ヨウムとグルーシスのコンビも好きだし、ベニマルやランガの活躍も欲しいなぁ。


天地創造デザイン部
面白かった!
基本15分完結×2本の短編で、内容も分かりやすくて、気軽に見れて良い作品。
ファンタジーなようで最後は実在する動物の形になるのも、何の動物だろうと想像しながら見れるのも楽しかったし、形になる前にわかるとクイズに正解したようで気持ちが良い(笑)
デザイン部の仲良しな日常も癒された。
海原さんのモフモフ可愛いデザインは正義!


ログホライズン 円卓崩壊
前作放送がかなり前だったのでキャラや設定を思い出しながら視聴。
理詰めで展開する部分が多いので、設定忘れてたりする部分はついていくのが大変だったけど指揮を執るシロエさんは鮮やかでかっこよくて、見ていて楽しい。
新体制の円卓会議は、各ギルドや大地人のおさらいができて懐かしかった。
アインスさんみたいなキャラは思い切ったことして失敗して潰れちゃわないか心配だったけど、ミナミに行くという選択、シロエからの餞別とアイザックとの別れの挨拶もあって何とか和解ムードで離れられて一安心。
クラスティさんは…いつ帰ってくるんですかね、早く円卓の皆とも、DDDの皆とも再会してほしい。
DDDの姉さんたち曰く、ホントに帰る気なさそう(笑)
クライマックスは年少組の初レイド。
師匠たちから託されたメモを頼りに、典災の精神攻撃にも挫けず勝利を勝ち取る熱い展開。
ギルド会館に入ったソウジロウが年少組を見つけた後に死んだのは、敵を引きつけてくれたからだよね。
今期出番少なくて寂しかったけど、最後に美味しいところがあって良かった。
ラストはミナミへ向かうと話したところで終了、次作はいつだろうか。


▼怪物事変
怪物の子たちが可愛くて、ストーリーも面白くてかなり好みの作品でした。
物語の始まりは主人公・夏羽が隠神さんと出会い、怪物屋で働くことになるところから。
まず夏羽くんの黒髪・精悍なキャラビジュアルがツボ。
境遇のせいだろうけど、男前というか無頓着というか素直というかあの不思議でピュアな性格も見守りたくなる。
登場人物は少なめで、その分それぞれにメイン回があって生い立ちの深堀りもされてキャラがどんどん愛しくなる。。
織の何だかんだ面倒見がいいお兄ちゃん気質で、でも自分のことになると弱味全開になっちゃうのも愛おしいし、実際に綾のお兄ちゃんしてるのも可愛い。
コンのちょっとおバカでどこまでも純粋なところは癒し。
野火丸の強かさも好き、要領良く立ち回っているようだけど自分は上手くやっていると思っているキャラほど後々痛い目を見たりするからちょっと心配。
ラストの晶回の結兄さんの病みっぷりも最高、兄弟のために病んじゃうお兄ちゃんキャラ好きなので(笑)
正気を取り戻した後の義理堅い男前な感じも可愛い。
あと、花澤さんがお姉さんキャラ演じるのと、諏訪部さんがオジサンキャラ演じるのが好きなので飯生さまと隠神さんのキャスティングも好みで嬉しい。
こちらも続編ほしいな。


▼プレイタの傷
Kが好きだったので、またあの綺麗な映像が見れたのは楽しかった。
物語はヘリオス・アルテミス・公安・ダスク、それぞれが暁特区を統治するため仕掛けたり守ったりしつつ、平行してフェンリルの正体について。
1クールにしては色んな組織がそれぞれメイン級に出てきて、細かい掘り下げは無かったのはちょっともの足りなかったかなぁ。
カガミとコウガが繋がっていたあたりも、カガミのエイジに対する葛藤とかもう少し尺を使ってほしかった…あれだとカガミの独りよがり感が強い気がして、こうするしか無かったと納得できるくらいの描写が欲しいところ。結果エイジ生きてたけど。
ヤマトも全体的にふわっと掴みどころが無く、良くも悪くも登場から雰囲気が変わらないので、もう少し主人公として貫禄?成長?が見れるともう少し好感持てたかな。
と言いつつも、クライマックスのヤマト・カズマvs双翼とか、双翼vs公安とか、バトルシーンは爽快感あってテンション上がったし、嵐柴兄弟のやり取りも熱かったし、なんだかんだ楽しかった。
エイジが生きてたことで救われるキャラもいたし、最終回でも言ってたとおり「終わり良ければ総て良し」かなという気分。
キャラとしてはアルテミス推し。
真面目なジンと飄々としたランのやり取りも可愛いし、アズサさんも美しくてまさに月の女神様、三人の関係性を見守るのが楽しかった。


▼SK∞ エスケーエイト
今期一番面白かった!
レキとランガの出会い、二人のスケボーを通しての友情と。
闇スケボーバトルで色々なキャラと対戦する中で楽しむことが大切だということに各々が気付く、王道で熱くてシンプルな物語で爽快。
物語はシンプルだけど登場人物はキャラが濃くて、日常シーンとバトルシーンでキャラの雰囲気が変わったりもして、それぞれのキャラに愛着が湧く。
レキとランガは、ランガの才能が開花するストーリーだろうなと序盤から思っていたので、予想通りレキが落ち込んで、ランガは孤独になって…しんどいなぁと思いつつ、周りの大人組がフォローを入れてくれるので安心感。
一方、愛抱夢の方は幼少期や学生時代、“愛之介”としての日常もしっかり描かれ、才能と孤独と窮屈な生活でこうなってしまったんだなぁと理解できて、敵…というか変人キャラだけど憎めない。
この令和の世に仮面つけた変人(変態?)キャラをcv子安さんで見れるのがただただ楽しかった。
最終回のEDではみんなでパーティーしているのが可愛い、素顔でも仲良しのキャラ達に癒された。
あとは、チェリーとジョーのやり取りが楽しかった、温泉回も大好き。


約束のネバーランド Season 2
2期はグレイスフィールドから脱出したその後の物語。
ミネルヴァのメモを頼りにシェルターを目指したが追手の襲撃に遭って鬼の町に身を潜めていたところ、死んだと思っていたノーマンと再会。
1期のハウスの中での頭脳バトルから一転、冒険モノのような雰囲気。
1期は緊張感があってちょっとスリラーホラーっぽい雰囲気にドキドキしたけど、2期はとにかく鬼との接触が多くて皆生き延びて…って気持ちで見守り。
ノーマンの再登場はちょっと予想できた(期待してた)し、ノーマンが自分の大切な人のためならその他(鬼)はどうなっても構わないという考え方するタイプだって思ってたので、鬼退化の作戦決行はわりと想像通りの展開。
最終的にはノーマンもエマに救われたけど、ノーマンはノーマンでにつらい経験をして、苦しんで、仲間を想ってやったことをエマに否定されるのは可哀そうと思ってしまう。
ラストはハウス襲撃から人間の世界へ逃げ延びハッピーエンド。
情報工作、ハッキング、フィルたちハウスの仲間たちとの協力、見事な計画で子供たちが集合してくるのは感動…だけどラスト駆け足すぎませんか…?
原作でどう描かれてるかわからないけど、ママたちが装置を破壊して自由の身になり味方になるところも急だし、ラートリーの一族やミネルヴァの話も回想で“説明”って感じだったし、最終的には鬼の世界に残ったエマ達の行動は静止画でパパっと見せられただけだし。
約束を結びなおすあたり、原作であまり描かれていなのであれば引き延ばしても中弛みしそうだけど…最後で急に大人の姿になっちゃたし、もう少し彼らの成長をゆっくり見たかった。
鬼の世界から扉を抜けて向かった人間の世界は現代社会。
普通にファンタジーの世界感のまま続くのかと思ってたから驚き、この世界の裏側に鬼の世界があるってことなんだ。


▼呪術廻戦
作品の雰囲気とか設定が好みの作品で面白かった。
虎杖が宿儺の指を飲み込んで呪術師となって呪術高専に入り、仲間と交流したり呪いとの実戦に駆り出されたり。
今回のアニメでは夏油らの組織的な動きがありつつ、まだ敵の正体はあまり明かされず、単発の呪いバトルという感じ。
キャラクターたちが頭良いというか、それぞれ信念とか考え方は違うんだけど行動に筋が通っていて好感が持てる。
戦い方もみんな無茶しつつも、頭の中は冷静に状況を分析して仕掛けるような描写が多いのも良かった。
あとは戦闘シーンの作画が綺麗!
綺麗なのは戦闘シーンだけじゃないんだけど、戦闘のスピード感とか躍動感とかの表現がかっこ良くて気持ちがはしゃいでしまう。
続編期待。