朧月夜の独り言

趣味に関する備忘録と少しの日常

刀ステ 无伝④

「舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士 -大坂夏の陣-」観に行ってきました。

3回目、会場で観るのはこれが最後の予定。

 
天伝・无伝通して唯一のひとケタ列の座席。
无伝は後方席ばっかりだったから、ラストは近くで観れて嬉しい。
ステアラ広いから引きで観るのも楽しいけど、やっぱり近くで観るお芝居は迫力ある。
ラスト観劇、良い締めくくりになりました。


日替わり小ネタ
・三日月を追いかける鶴丸
 「流れ星が落ちてくる!!」
 骨喰も信じて地面に伏せてるのが可愛い。
真田丸、穴山の乾杯
 母親に甘える子供のように
鶴丸筧十蔵の飲み屋の会話
 鶴「望月六郎の発明品は他に何があるんだ?」
 筧「タケコp…」
 鶴「おいおいww正気かww」


何度見ても、細かな立ち居振る舞いは日々変わるので目が足りない。
鶴丸はいつ見ても何かしてて、つい目で追っちゃう。
町人に話しかけてたり、阿形吽形に手を振ってたり、十勇士に絡んでたり。
今日はフードをかぶったら鎖まで前に来ちゃって、ぴょんぴょん飛びながら鎖を戻してたのが可愛かった。
薬研と骨喰はセリフとしては絡むところは少ないけど、皆と居ると二人で喋ってたりするのが気になる。
十勇士と遭遇するところ、長谷部の方を見てうなずき合ったりするのが部隊長の指示を仰いでいる感じで良かった。
大千鳥と泛塵が再会するところ、毎回大千鳥が手を伸ばすように泛塵の横に槍を立てるの好き。
回を追うごとに大千鳥の信繁に対する気持ちが上がってる気がする。
信繁の死、自分の元主、そういうことを語るシーンに熱が入っていってる印象。

秀頼様、序盤の真田丸高台院に天下とはと問われて父が残したものと答えるところ、今日すごく穏やかな印象だったな、いつもそうだっけ。
母を説き伏せるような静かな感じだった。
真田丸での高台院は肝っ玉母さん感増してて、一般人ではないオーラはありつつも普通の人間っぽさもあって好き。

後半、三日月と鶴丸の会話は観るたび印象が変わる。
今までは三日月が何かを隠していることに探りを入れてる印象だったけど、鶴丸の戦闘とかでガンガン叫んでるのを見てると鶴丸も自棄というか戦いに疲れてるのかなとも見える。
三日月の狂わないでいられる理由、“あの”本丸があるからなんだよね。
単に本丸があることじゃなくて、仲間のいる本丸があることが大切なんだなぁと改めて。

ラストの高台院と三日月、三日月宗近は誰のものでもない…という話。
悲伝で三日月自身も使われることは無かったと悲しそうに言ったりするあたり、三日月が誰のものにもならないことを望んでいるのではなく、人の方が恐れ多くて距離を取ってしまうだけだと思うんだけど。
元主に自分のものでは無かったと言われる三日月の気持ちは如何に。
今の主も…と言われるたび、そんなことないよと心の中で声を大にしてしまう。
三日月が円環を回る理由は全然別だと思うけど、主との結びつきが弱いからとかもあるのかななんて思ったり。