朧月夜の独り言

趣味に関する備忘録と少しの日常

2024冬アニメ感想

2024年3月終了アニメの一言感想です。

▼アンデッドアンラック
▼ラグナクリムゾン
▼異修羅
青の祓魔師 島根啓明結社篇
▼マッシュル-MASHLE- 神覚者候補選抜試験編
▼メタリックルージュ
▼魔女と野獣

ネタバレ感想




▼アンデッドアンラック
2クール作品で見ごたえたっぷり。
否定者たちの異能力バトル化と思いきや、神殺し、ループする世界、安野雲の未来予知など、世界も時間も超えた壮大な設定が明かされていくことが面白かった。
中村さんのアンディのキャスティングはドはまり、男前キャラが似合う。
風子みたいなボーイッシュで感情で突っ走る系ヒロインはあまり刺さらないので、そこだけはもどかしい感じでしたが、ラストの方でやっと不運の能力がコントロールできるという設定が出始めたので、もっと頼もしく頭脳プレーをしてくれることを期待。
続編も決定しているので、二人の関係も世界の行く末も楽しみ。
シェンとムイちゃんのコンビが好きだったのでもっと出番がほしいところ。
公用語が英語になり、ムイちゃんに母国語が通じなくなってしまったシェンが切ない

 

▼ラグナクリムゾン
こちらも2クール作品。
翼の血族と呼ばれる竜と人類のバトルもの。
設定は面白かったけれど強者ほどキャラが濃すぎてちょっと疲れた。
未来の自分から最強の能力を授かるチート系主人公・ラグナ。
最初はガンガン敵を倒していく強さが爽快だったけれど、能力への過信、自分だけが生き残ってしまう(死にたがりにも思えるような)負い目で無茶をしてしまう脳筋っぷりを2クール続けられるとちょっと胃もたれ
クリムゾンもチートレベルの能力者でありながら、ラグナの脳筋が計算外で振り回されているは面白く、もはや応援したくなるレベルでちょっと可哀想になる笑
敵である竜王アルテマティアはヒステリーっぽい感じがしんどい。。
銀装兵団の面々の、命を懸けて戦いつつ冷静に戦況を分析する冷静さが救いだった。

 

▼異修羅
毎回メインとなるキャラが変わる群像劇のような展開。
とにかく異種族の強者たちが入れ替わり登場して、それぞれのスタイルのバトルを繰り広げるところにテンションが上がる。
竜、植物…人外キャラも多くて面白く、キャスト陣も新キャラが出てくるたび驚くような豪華さ。
二つ名がついているのも中二心をくすぐる笑
物語としては、リチアの暴走と鎮圧というところで1クール目の山場があったけれど全体のストーリーはまだ掴みきれず、2クール目に期待。
ダカイ、ヒグアレ、レグネジィが脱落してしまったのは悲しい。。

 

青の祓魔師 島根啓明結社篇
久しぶりの青エク新作、こんな話だったなぁと思い出しながら視聴。
今作は出雲メインに、志摩の秘密が明かされる物語。
母は九尾に憑かれイルミナティに捕らわれ、妹と引き離され生死がわからず、そんな結果になったのは自分のせいだと他人と壁を作ってきた出雲。
そんな出雲が他人に助けを求めて、共に戦えるようになる成長が愛しい。
そして志摩はイルミナティのスパイとして、学園に潜入していたことが明かされる。
そう来たかというか、納得の設定というか、想像通りの設定だったことが逆に予想外で感情が追い付かない。
最終的には学園に戻り二重スパイのようになったけれど、スパイであることがバレた上で学園に居られることをイルミナティが不審がらないか。
今後の志摩に何が降りかかるのか心配、あと子猫と勝呂のメンタルも心配。

 

▼マッシュル-MASHLE- 神覚者候補選抜試験編
前作はなかなか魔法が使えないということが明かされない中で、訳も分からずバトルに巻き込まれるようなところあったけれど、今作は魔法の件が明かされた上で、神覚者試験という明確なストーリーもあり、前作より面白かった。
相変わらずの筋肉一本で全てをねじ伏せていくところがわかりやすく爽快笑
魔法が使えない上で勝ち上がっていくことで、徐々に周りに認められ始めるところも少しホッとする。
それにしても巨大亡者戦での生徒たちの手のひら返しには苦笑でしたが。

 

▼魔女と野獣
魔女に呪いをかけられたギドと、魔術師・アシャフの魔女を巡る物語。
魔女や魔具が出てくる王道なファンタジーな世界観と、2~3話完結の短編が見やすい。
キャラも、まさに獣のように魔女と聞くと突っ走ってしまうギドだけれど、アシャフが冷静に御してくれるので見ていてストレスがない。
アシャフのキャラクターと森川さんの落ち着いた声がとてもマッチしていて心地良い。
個人的には「美と死」編が好きだった。
ファノーラの美しいお姉様な屍使いの魔女と青年アンデッド・ヨハンの組み合わせ、早見さんと逢坂さんの声のバランスもとても好みで、この二人の活躍をもっと見たい。

 

▼メタリックルージュ
スタッフ陣の豪華さに惹かれて視聴。
人造人間・ネアンが存在する世界観、音楽やキャラデザはおしゃれで好み。
インモータルナイン、ユングの計画、ルジュの特異性など…後半にいっきに色々な設定や明かされて一度さらっただけではイマイチ理解しきれず。
ラストはネアンのデータが書き換えられ、本来人類を傷つけることができず人類からの解放を願っていたネアンたちがどう行動するのか、というところか。