朧月夜の独り言

趣味に関する備忘録と少しの日常

あいつが上手で下手が僕で-決戦前夜篇

舞台「あいつが上手で下手が僕で-決戦前夜篇」
5/4夜公演行ってきました。

ビジネスライクプレイからのコメディはしご笑
こちらも面白くて笑いっぱなしの一日でした。


ネタバレ感想



今作は、アマゲン・ねあんでる・ノノクラゲの3組が登場。
お笑いショーレースの「パチファン」3回戦の決戦前夜、たまたま現多の実家の民宿に宿泊していた3組。
笑いに対するスタンスの違いで喧嘩中のねあんでる、東雲だけが売れてしまい悶々としているノノクラゲ、天野が未来に帰らなければならなくなってしまったアマゲン。
互いに悩みを打ち明けながら、助け合いながら、3回戦に臨むまでの一晩の物語。

3組ということでカミシモ舞台シリーズでは最小人数。
さらに、民宿での一夜ということでワンシチュエーションコメディになっていて、話がスッキリまとまっていて、作品としてとても好みだった。
内容としては、カミシモあるあるなコンビのすれ違いを乗り越えて、さらに絆を深めていく…という王道な流れだけれど、やっぱり見ていて楽しいしコンビ愛が愛しい。

特に今作のメインのアマゲンの話が良かった…!
他の2組が二人のすれ違いでコンビ崩壊の危機に陥っているのに対して、アマゲンは天野が未来に変えるという外的要因でコンビ解散を余儀なくされているところが。
互いのことを嫌いになったわけでも仲違いしたわけでもないからこそ、続けたいのに続けられないという気持ちが辛い。
お二人の芝居から滲み出てくる、ブレないアマゲンのコンビ愛がガンガン伝わってくる物語に感動。
最終的には天野の直属の上司ではなく、さらに上からのお許しを得て、現代に残ることができてめでたしめでたし。

3組それぞれの物語もありつつ、全員でわちゃわちゃするシーンも満載で楽しい。
特にガチで布団ひいてゴロゴロしているところは可愛かった 笑
ベースはコメディだし、恒例の漫才シーンもあって大満足。
カテコの挨拶で大平さんが「今日は俺らの漫才が一番長かった」と仰っていたので、漫才シーンも日替わりありそう。