朧月夜の独り言

趣味に関する備忘録と少しの日常

DRAGON BOWL

bpm本公演「DRAGON BOWL」行ってきました。

大好きな浅沼さん脚本!bpm本公演!
濃いキャラたちが絶妙に絡み合いすれ違うドタバタシチュエーションコメディ。
bpmらしい明るくて笑える物語でとても楽しかった。
ネタバレ感想は後日。

ネタバレ感想追記


ボウリング場が舞台の群像劇。
登場人物が入れ代わり立ち代わり登場しては、意図的にすれ違い合わされたり勘違いしたり。
途中で「今誰と誰が知り合いで、何の話してるんだっけ?!」と思うほど、正直全部把握しきれないほどの濃密さ。

主人公はボウリング場のバイトのコウモト。
店長と因縁深い詐欺師・イシマルが現れたことで物語が転がっていく。
極道一家と、極道を離れて女優を目指したい娘とそのお付き。
ボウリング場でバイトをしたい外国人青年。
宇宙人と宇宙人を捕獲しようとする者。
コウモトの想い人や友人、刑事や、モノマネバーのオーナー…。

とにかく登場人物が多く、全然関係ない人々が息をするように絡み合う。
bpmらしいテンポの良い言葉の応酬が見事で気持ち良い。
内容は…とてつもないスピードで物語は展開していくけれど、ほぼ勘違いとペテンなので登場人物の置かれている状況は実はあまり変わらない笑
家族と本音で話したり、色々な人と関わることで少しだけ心境の変化がある、最後にふわっと温かい気持ちで終われるのが良い。
私はすれ違いとか勘違いとかの物語はもどかしくなってしまって少し苦手なので、登場人物たちの話がこじれるたびに面白い気持ち半分、むずむずした気持ち半分でしたが。
謎解きとか、こちらも真相がわからないのは大丈夫なのですが、観てる側はわかっていて登場人物たちだけがドタバタしているのを見ると「そうじゃないよ~」と言いたくなってしまう笑

一番好きなシーンは、刑事が本物ではないと明かされるシーンかな。
観客の意表を突いてくる設定が大好きなので、設定がひっくり返されたのは楽しかった。

意表といえば、物語の後半の後半で登場したオネェには驚かされた。
マサミさんと浅沼さん…きれいすぎ。
ワンピース姿のマヤ@マサミさん、タイトなデニムに8㎝ヒールのブーツのアユミ@浅沼さん…絵面が強すぎて今まで追っかけた物語が頭から吹っ飛びました。



内容とは全然関係ないけど、最近特撮沼に落ちつつある身としては、特撮俳優(声優)さんたちが共演されているのが嬉しかった。