朧月夜の独り言

趣味に関する備忘録と少しの日常

フィスト・オブ・ノーススター④

ミュージカル「フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~」
恋しくて大阪まで追いかけてしまいました笑

観たい作品は観れるときに観る、ここ一年でより一層痛感したので、都合がつくなら行くべきだと思って1/8夜公演と1/9昼公演行ってきました。
初めての梅田芸術劇場はFONSに捧げました。


1/8夜
ユリア:平原 綾香さん
トキ:加藤 和樹さん
レイ:上原 理生さん
ジュウザ:伊礼 彼方さん
シン:上田 堪大さん
ラオウ:福井 晶一さん
リン:近藤 華さん

1/9昼(大阪千秋楽)
ユリア:平原 綾香さん
トキ:加藤 和樹さん
レイ:伊礼 彼方さん
ジュウザ:上原 理生さん
シン:植原 卓也さん
ラオウ:福井 晶一さん
リン近藤 華さん

4回目の観劇にして伊礼レイ&上原ジュウザの組み合わせを生で観るのは初めて。

梅芸は日生より横も奥行きも広いのかな。
セットの隙間から出ハケの姿がチラチラと見えるのが新鮮。
今回フライングもあるし、会場変わるの大変そうだな。

ジュウザ日替わり
伊礼ジュウザは登場してしゃべってる途中でヴィーナスちゃんに遮られちゃって「まだしゃべってるのにー笑」
鎖のところは「さっきは楽しかったな、もう一回踊っちゃおうかな」と相変わらずノリノリジュウザ。
上原ジュウザは何か歌ってたけどご当地ネタとかなのかな、わからず。
伊礼ジュウザの、ヴィーナスの森で膝をつきながらヴィーナスちゃんに近づいていく振り付け好きだなぁ。

1幕終わり、毎回ケンシロウしか見えぬのだッって感じでケンのコンテンポラリーに釘付けなんだけど、ちらりと加藤トキを見たらケンに手を伸ばしてて…!!
修行で変わっていってしまった兄と重ねてるのか、咄嗟のことで表情まで観る余裕なかったけど、強さを目指すケンを心配げに見守ってるようで。
あと、両親の墓のシーンの「断崖絶壁に勝ったんだ…!」のところすごく笑顔なんだね、戦わなければならない状態でもなお誇らしい憧れの兄…。
加藤トキ兄弟のこと大好きすぎてすぎて切ない。


1/8はアフタートークがあるのでカテコは短め。
アタタとかくるくるお姫様抱っこが観れなかったのはちょっと残念だけど、その分アフトはボリューム満点でした。
◆指揮の塩田さんをMCに、大貫さんと平原さんのトーク
・指揮者の方がトークMCって新鮮。
 最近千鳥のノブって呼ばれるんですよーと、塩田さんがとてもおちゃめで楽しいトークでした。
・平原さんはドレスだから椅子が高めで、噂に聞いていたドレスの中に椅子を入れる?のを手伝うケンシロウが観れて嬉しい笑
 座り位置を直してる間も、倒れないかずっと立って見守る大貫さんの優しさ。
・一瞬だけ演出の石丸さんご登場。
 誰よりも熱くて、終演後に各楽屋を回ってアドバイスをされているそう。
 「実質ラオウ」に笑ってしまった。

◆歌のお話
・塩田さんは声楽科出身?で、歌の指導してくれる指揮者は珍しいとのこと。
・ワイルドホーン氏の曲は、聞くととても気持ち良いけど歌うと難しい。
 単純に音をそのまま歌うと足りなくて、音に気持ちを乗せないといけないとのこと。
 確かに、FONSの曲っ歌ってみると難しいし、POPSっぽさもあるから役の感情を役者さんが乗せていかないとミュージカル感出なさそうって思ってた。
・ユリアは最初に感情を取り戻したところで歌ったように、歌の中では感情を爆発させられる。
・ワイルドホーン氏は曲中でキーが変わることが多いけど、「心の叫び」と「氷と炎」はキーが変わらない、同じキーで歌うことに意味がある曲。
・「心の叫び」は最初、歌→殺陣→歌だったけど間延びするから、大貫さんから歌いながら殺陣をする提案をしたらしい。
 大貫さん「できちゃったもんだから」平原さん「自分の首を絞めてるのね」笑

◆体力的には大丈夫ですか?というお話。
・大貫さんは2公演ある日はギリギリで、ラオウと戦ってるときは良くやったなと思ってると笑
 でもカテコでは毎回跳んでる(!)
 東京公演の序盤でやり始めて、「一度やったら止めたくない、その回だけ特別じゃなく毎回やるように」とのお話に感動、感謝です。

◆からだ作りのお話
・稽古場で男性陣は筋トレとプロテイン
 平原さん「(男性陣が)おはようございますって言うときも(胸を張って)こんな感じで、胸が挨拶しているみたいで、つい胸を見ちゃう」
 胸が挨拶してるに爆笑w
・平原さんははユリアに近づけるためにくびれ体操をしたそう。
 歌いやすい・響く体重と、ユリアのビジュアルの両方を考えてのくびれだなと。
 本当に平原さんもMay'nさんも歌はパワフルなのにスタイル良くて…。

ケンシロウの役作りのお話
・最初は原作っぽいケンシロウにしてたけど、作品の流れ的にそれだと歌ったり踊ったりできないので、人間らしい・人間が演じるケンシロウにしようということになったらしい。
 人と出会うことで成長して、最終的に原作のケンシロウみたいになる。