朧月夜の独り言

趣味に関する備忘録と少しの日常

映画花丸雪ノ巻

 『特「刀剣乱舞-花丸-」~雪ノ巻~』行ってきました。

劇場版花丸三部作の第一弾!
いつもの花丸の雰囲気もありつつ劇場版という一つの作品としてののまとまりもあり、テレビシリーズより好きかも。


冒頭の週替わり特典映像は、お小夜がこいのぼりを見たいと言って本丸のみんな(主にお小夜保護者組)が頑張る話。
お小夜が可愛いし、普段欲を出さないお小夜がこぼした一言に一生懸命になる保護者たちも可愛くて癒される。

本編の方はメインとなるキャラが入れ替わりながら一つの作品になっていて。
本丸の日常の中で、皆が悩んだり支え合ったりしながら日々を過ごしているような作りになっている。
テレビシリーズの方も本丸の日常だったけど、映画の90分ひと続きの作品だとより一層それが感じられる。

序盤は長義の話。
この長義は顕現ではなく政府から来たということが明言されているんですね。(この前の綺伝の長義がよぎる)
呼ばれ方も本丸それぞれですね。
花丸では「長義」呼びなので「山姥切」という名前で呼ばれなくてもそこはこだわらないタイプの長義なんだなと。
山姥切国広と出陣して、勝手して傷を負って、自分の練度の低さを痛感して…どこの長義も本科としての自尊心と、現実の実力の間で拗らせていて辛いですね。
そんなとき、安定と清光がフォローしてくれるのが頼もしい。

中盤は静形薙刀の話。
人の身を得て、体の大きさに、小さい者たちを傷つけてしまうのではないかと恐れる静形に対し、小さいものも思っているほど弱くないとお小夜がそっと語ってくれる。
お小夜はじめ、短刀たちのメンタルが男前で大人なところ大好き。

ラストは陸奥守の文久土佐特命調査。
ゲームでは出てこなかった罠のビジュアルが、舞台とかアニメで出てくるのが楽しくて仕方ない。
どこの南海先生も楽しそうで何よりです。
最後の敵大将は陸奥守と一騎打ち。
花丸では「龍馬」とは明言されていないんですね、皆察してるようだけど。
そして残る「銃」…。

好きなシーンは長義、一期、薬研、厚、愛染がお茶してるシーン。
短刀たちが男前すぎて頼もしい。
厚と薬研はセットで居てほしい審神者なので嬉しかった。