朧月夜の独り言

趣味に関する備忘録と少しの日常

刀ステ禺伝④

「舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語
2/19夜公演、大千秋楽のライブビューイングで視聴。

大千秋楽、禺伝完走、おめでとうございました!!

配信も購入したのでディレイで見返して楽しもうと思いますが。
とりあえず千秋楽初見の感想。


=ディレイを見たり余韻に浸ったり、気が向いたら書き足してます=


ネタバレ感想




オープニングのダンスのカメラワーク最高。
引き全景から、最前のレールカメラで端から流すアングルありがとうございます…!
下から見上げる刀剣男士が美しい!!
改めて言わせてほしい、ダンスが、群舞が素晴らしい。
宝塚で培われた技術を惜しみなく刀剣乱舞に注いでくださり本当に嬉しい。
禺伝本丸でしか出せない気品。

配信だとアップで見れるのが良い。
歌仙の対多数の大立ち回りでの「せめて雅に散れ」の気迫のこもった目線とか。
(客席側に顔を向けてくれるのがありがたい)
御前の長いまつ毛が美しかったり。

禺伝の御前は自分(が折られること)に対して執着しないよなと思う。
戦闘でも「これまでか」と、紫式部に庇われなければ折れていたかもしれないし。
政府の処分に対しても、いつか朽ちることに対しても、気楽に考えるで済ます。
ウチの御前はわりと足掻いてでも生きてやろうという生命力強め感じなので、禺伝本丸の御前とは個体差。
新選組は割と、汚い手を使ってでも勝つとか、戦い抜いて戦場で死ぬイメージだけど、沖田さんは病床で死を待つ身だったからそのあたりの影響も受けてるのかな。
あと、毎回書こうと思って忘れてたけど、御前の殺陣に沖田さんの三段付きの構えが入ってる。
天伝の加州もやってた気がする。
……慶応甲府待ってます。

「物語の力」についてなんか今日は腑に落ちたというか、すごく理解ができた。
歌仙・大倶利伽羅に対して、「光源氏の設定=物語」を付与することは。
二人に偽りの歴史を付与することと同じ。
光源氏の設定・元の主はガラシャ・徳川に在ったという偽りを、本来の物語によって弾くことができるかどうか、ということかと。

セリフ変わってるっぽいところがちょこちょこ。
分かりやすくするためかなと、あまり深い意味は無さそうだけど、どうだろう。
円盤の全景とスイッチで、東京と大阪両方入りそうだから見比べられるかな。

紫式部は物語の登場人物たちに、四苦八苦の世界を強いることを後悔する。
物語を生み出している末満さん的には…とか思ったりしたけれど。
最終的に、物語は地獄という締めくくり。
美しい地獄を共に…ですね。これからも付いていきます。

余談 幕の文字なんて書いてあるのか気になり、ダイジェスト映像を一次停止して解読。
刀ステに関することが隠されたりしてないかなと思ったけど笑
さすがにちゃんと源氏物語、「桐壺」の話だった。

 

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追記

・OP、御前の足上げに気を取られてたけど、飛んでる姫鶴も美しかった。
・南泉と姫鶴が「なーんだ、御前もお頭も光源氏の殺し方知らないんじゃん」って空気出したときに、焦ったように二人の方を見るのが可愛い。
・孫からの尊敬を得たいご隠居。
・学生の時の授業で「光源氏」は名前ではない(源さんちの光り輝く人)と知って衝撃を受けたけれど、「光源氏は設定、それがなくなった者は名もなき誰か」というのは原作の設定とリンクする感じがある。