朧月夜の独り言

趣味に関する備忘録と少しの日常

舞台遙か3十六夜記②

舞台「遙かなる時空の中で3 十六夜記」2回目行ってきました。
行けて良かった。

大阪公演はリスク回避のため中止ですが、東京公演は無事に全公演終了。
千秋楽おめでとうございました!

こまごました感想は1回目の感想で書きましたし、千秋楽の配信はディレイもあるので、ざっくり感想です。

1回目に観に行ったときは1階中央あたりの席だったので引きの画を楽しみましたが、今日は前方席だったので表情までしっかり。
やっぱり表情が見えると景時に特に肩入れしてしまう。

九郎を裏切る瞬間、政子様と居るとき、望美と九郎と対峙するとき、朔と再会するとき…いつも苦しげな表情をしていて辛くなる。
特にオープニングで、神子たちが舞台に集まる中、一人だけ捌けていく景時が一瞬立ち止まって皆の方を見ていたことが今日目に止まり、一番切なかった。
皆と一緒に居たいという名残惜しそうな気持ちが伝わってくる。

カーテンコールで、遙かは色んなルートがあるから日替わりとかでやりたいと吉川さんが仰ってくださったように、景時はじめ、それぞれの幸せルートが見てみたい。
横で誠治郎さんが「大変だよ(神子が)」って言ってたのには笑った。
神子との絡みをマルチでやると全員分覚えなきゃいけないから大変だけど、短いシーンでも良いから八葉との個別の絡みあったら嬉しいなぁ。
再演、続編待ってます。

今日印象に残ったところと、その他諸々。
・最初のシーンで弁慶の薙刀が折れたのにはびっくり(笑)
 勢い余ってどこかにぶつかったかな?
 次のシーンでは修復されたか、代替品か、無事な姿で一安心。
・序盤、鎌倉兵に囲まれて決断を迫られる九郎のシーンで、譲は後ろにいる望美を守るよに手を伸ばしてたのに、望美がその手をすり抜けて九郎の方に駆け寄って行っちゃった瞬間の譲の悲しそうな表情が可愛い。
 今作でも先輩を守りたくて追いつきたいのに、望美がどんどん先に進んでしまうことに悶々とする譲が可愛い。 
・ヒノエは神子のこと普段は姫呼びしているのに、たまに「お前」って呼ぶの印象に残る。
 姫呼びしているときは仲間としてか女の子として見てるけど、お前呼びは熊野の頭領として相手を見極めてるような感じなのかな、急に上からというか雰囲気が変わって驚く。
・カテコ、君沢さんお誕生日当日ということで朔がケーキ持って登場。
  君沢さん「“兄上“って書いてある!」
・カテコ、新田さんと君沢さんが弁慶の足元を指さしてると思ったら、鼻緒が切れてた。(足袋に縫い付けてるだけで本当の鼻緒じゃないから大丈夫だけど)
 たくさん動いたからかな、公演終了までもって良かった。