朧月夜の独り言

趣味に関する備忘録と少しの日常

2020秋アニメ感想

2020年秋アニメ(2020年12月最終回アニメ)の一言感想です。
相変わらず周回遅れのような状態ですが、のんびり消化中です。

▼GREAT PRETENDER
OPからかっこ良くて、絵柄も綺麗で、BGMも良かった。
世界各地を舞台に短編になっているのも面白くて、毎回裏をかいてくる物語と振り回されるエダマメも痛快。
ロンドン編が特に好き、シンシアの過去編が可愛くて切なくて、演出も落ち着いていて素敵でだった。
全体的に軽やかな物語から、ラストの日本編では一変してエダマメやオズ、ローランの過去編も交えて長編やや重めに。
色々と繋がっていく過去編から、最後は何とかハッピーエンド…?
エダマメとオズの確執とか、ドロシーは生きていたのかとか、若干駆け足な最終回な気も。
もう少しだけ、日本編の計画と実行、その後について種明かしが欲しかったなと思いつつ、2クール楽しかったです。
ローランとドロシーが幸せになれますように。


▼アクダマドライブ
世界観もキャラクターもぶっ飛んでて面白かった!
犯罪者たちの、欲望や目的のために全てお構いなしに一直線なところも突き抜けてて最高だし、処刑課も治安を守るためには犠牲をいとわないところも飛んでて、細かいことは考えず勢いでテンションが上がる作品。
カントウとは、兄妹の存在とは 等、徐々に明かされる秘密もあって、その緩急もちょうど良い。
主人公の一般人(詐欺師ちゃん)は、あんまり好みの女の子主人公のタイプじゃなかったけど、兄妹を守りたいと犯罪者になり、最終回で命を落とすという展開は衝撃的で良かった。
妹ちゃんが詐欺師ちゃんの影響受けてどんどん自我が芽生えて、言葉に出していくようになるのが可愛かった。
最終回の運び屋さんはかっこ良すぎ、最高でした。
挿入歌としてOPが流れて追ってから逃げ、戦闘は派手になりながらも演出はシンプルで静かになっていく演出もかっこ良かった。
あと、キャラの名前が個人名じゃなくて職名になってるの斬新。


池袋ウエストゲートパーク
原作読んだことないけど、結構現代に沿った社会派な作品だなと。
カラーギャングのドタバタ抗争劇なのかなと思っていたら、悩みを持つ人の相談を受け、一般人のマコトが奔走する。
警察が手を出せないことや、犯罪に走りそうになる人に手を差し伸べて人脈を武器に解決していく。
1~2話完結の短編で、落としどころもきちんとしていて毎回見ていてスッキリする。
カラーギャングたちがドタバタしたり、裏社会的な部分もあって、物語の内容はまじめなんだけれど非日常感もあってダレることなく面白かった!
タカシやキョウイチのリーダー格がたまに出てきて良い計らいをしてくれたりするのもまた熱い展開でテンション上がったり。
OPが今期アニメの中で1番好き、毎回飛ばさず見ちゃう。


▼A3! SEASON AUTUMN & WINTER
A3はそれぞれの組の話の中盤くらい、皆が協力し始めるあたりからは面白くなるんだけど、そもそも演劇に興味ない人が加入するところで毎回モヤっとしてしまうー。。
入団したなら興味持って頑張ろうよ、といつも思ってしまう。
その点、冬組は紬の演劇に対する自信とかそのあたりがベースになってる物語だったので感情移入して見やすかった。
団員が増えて、違う組のキャラが絡んでたりするのが微笑ましくて可愛かった。


▼神様になった日
ボーイミーツガール系は自分の好みに合う・合わないが結構分かれるので見始めるときは期待と不安半々って感じですが、良かったです!
神様・世界の終わりというあらすじから、後半は壮大なファンタジー路線になるか、逆にそれが打ち壊されリアル路線になるか、どっちだろうと思いながら見てましたが結果は後者。
かなり後半までギャグテイストだったので大丈夫か…?と心配でしたが、ラストは怒涛の展開。
ひなの病気や脳に埋め込まれたチップの存在が明かされ、チップを取られたひなは病気の体に戻り、体も言葉もまともに動かすことができない弱々しい姿に。
フェンリル社や央人側の話は、ひなのことが明かされた状態でもう1回見たらわかるのかな。
流れで見ている中では興梠博士と会社の繋がりとかまでは頭が追い付かずでしたが、本筋の陽太とひなの話はとても良かった。
ギャグだと思っていた尺をたっぷり使った日常編も、ひなの記憶や心とリンクする大切な思い出になっていたのも良かったし、病気のひなが陽太を呼ぶシーンもベタだけれどやっぱり感動してしまう。
あと音楽もとても好みで、やなぎなぎさんの歌声や、ピアノやバイオリンのBGMが美しくて。
特に、ひなの父親を訪ねて陽太と二人で夏空の下を歩くシーンの映像と音楽が好みすぎて涙腺ゆるゆる。


ゴールデンカムイ(第3期)
シリアスなのかギャグなのか、毎回頭が混乱してしまう(笑)
今回はアシリパさんの記憶を巡って駆け引きがあったり、アシリパさんと杉元が互いの無事を願ったり、各所で少数民族やロシア人の思惑や過去編があったり。
毎回シリアスなシーンがあるんだけど、同じくらいギャグが入ってきて、不思議な作品。
ひとまず今期ラストでアシリパさんと杉元が再会できたので良かった。


魔法科高校の劣等生 来訪者編
続編…何年ぶり?
前作がかなり前だったので細かいキャラ設定や世界観を思い出しつつ。。
今作自体は一貫してパラサイト編だったので登場人物もそんなに多くなく、何とか話についていけた。
物語楽しむの半分、お兄様のかっこ良さと深雪の可愛さと二人の距離の近さを楽しむの半分。
あとは幹比古と美月を前作からずっと応援してるので二人が絡んでるのをいると微笑ましくなる。


ハイキュー!! TO THE TOP(第2クール)
言わずもがな面白い。
今回は春高の稲荷崎編メインで、途中で音駒の話も挟んだり。
ストーリーは舞台の方で先に知ってるので、アニメでは舞台では描かれていない細かいところを補完しつつ。
日向の成長と活躍が見ていて気持ちいい。
みんなの心が折れそうなとき、言葉でも行動でもパッとチームの雰囲気を変えてくれて視聴者のメンタルも救われる。
次は音駒戦、早く続きが見たい。


憂国のモリアーティ
19世紀末のロンドン、小説シャーロックホームズの世界が舞台という世界観がまずツボ。
舞台(ストレートプレイの方)も見ましたが、舞台の方はかなり話が駆け足だったのでアニメの方でじっくり見れて楽しかった。
コンサルタントとして犯罪を仕組む話や、過去編、ホームズ目線のエピソード等、色々な短編で構成されているのも面白かった。
特にホームズと絡み始めてから、ラストの二人の探偵のエピソードの流れが良い。
同じ頭脳レベルを持つ相手を見つけて喜んでいる二人が、意気投合したり、探り合いをしたりが最高に楽しい。
分割2クールということで、続きの放送が待ち遠しい。
EDは自分の手を汚してでも美しい世界を描くということを表現しているのか。
最後に滝が映るのはライヘンバッハの滝の暗示かな。


アイドリッシュセブン Second BEAT!
アニメ見続けてますが、やっぱり自分には合わない作品かな。
みんなアイドルやってるのが辛そうで見てるこっちも辛い。
ファンへの使命感負いすぎてて肝心の本人たちが楽しむことを忘れてそうなのが苦しいし、マネージャーの知らないところで問題発生して悩んだりしてるし、ちゃんと報連相してよーって言いたくなる。
物語はリアル路線なんだけど、キャラクターがリアルの常識の外にいるというか、共感とか応援したいというポイントが見つからない。
作画は綺麗だし、人気ある作品だから刺さる人には刺さるんだろうから、単に私に合わないだけ。