朧月夜の独り言

趣味に関する備忘録と少しの日常

刀ステ 天伝③

「舞台刀剣乱舞 天伝 蒼空の兵 -大坂冬の陣-」3回目。
会場での観劇はこれで見納めの予定。

1月から月1回ペースで劇場に行きましたが、月を追うごとにお客さんが増えている感じ?
1月に行った回ではあきらかに空席が目立っていて、行けない状況の人が多くいるのはわかっていたけど、今までチケットを取るのが大変だった刀ステにこんなに空席ができてしまうんだと衝撃を受けたので、今日は満員くらい客席が埋まっていて嬉しかった。
このまま盛り上がって、そして無事に千秋楽が迎えられますように。

 
全体の感想は今までに書いているので、今日思ったことだけ。

信繁登場シーンの「何としてでも生き延びる」。
これは弥助から夏の陣での死、そして諸説へ逃げる作戦を聞かされた上でのセリフだったんだね。
単に真田の「死ぬまで生きる」の家訓じゃなくて、歴史に抗う覚悟のセリフ。
途中、九度山に蟄居しているとき「阿形と吽形が未来のことを言い当てた。二条城会見や方広寺の鐘のことも。」と言っていたけれど、二条城会見から鐘事件・大阪の陣って調べてみると3年も離れてた。
弥助は3年も前から信繁に未来を予言し、自分に協力するよう計画していたのか。
太閤左文字も、二条城会見からこの時代にいるとなるとかなり長く留まっていることになるな。

一幕ラスト、秀頼と一期のシーン。
一対一の戦いで秀頼に刀を突き付けてから、跪いて名乗るところまで、ずっと一期の手が震えているのが今日はすごく目に入って印象的。
名乗らない方が刀剣男士として行動しやすいのに、取り繕うことなく明かしてしまうのが一期一振の実直さと、秀頼と秀吉に対する義の気持ちなんだろうな。

二幕、360度一周する殺陣シーン。
一期が「お覚悟」と言う前、ふわっ…というかへにゃっと?笑った気がした。
目を向けた瞬間だったから何が起こったかよくわからなかったけど、頬を拭うように手を当てて、その時の表情がすごく可愛かった。

ラスト、政府権限の二振りの会話。
「三日月が円環を巡って何をしようとしてるのか監視しなければ」というようなことを言ってた?
三日月は円環を回ることは本意じゃないと思っていけど、円環の中で何かしようとしている?
それとも、円環を抜けようと色々試していることがその何かなのか?
うーん…この辺は无伝待ち。