朧月夜の独り言

趣味に関する備忘録と少しの日常

ミュージカル黒執事 寄宿学校の秘密②

「ミュージカル「黒執事」~寄宿学校の秘密~」大千秋楽おめでとうございました。
最後はライビュで視聴。
どの舞台も千秋楽を迎えるとホッとする、当事者じゃないのに(笑)
本当にお疲れさまでした。

思い出しながら感想書き足すかも。

 
全体の感想は前に書いたのと、見逃し配信&円盤もあるのでざっくり感想。

前回観たのが約1か月前の東京公演だったので、日替わりシーンのボリュームが増えててびっくり(笑)
青寮の雑用をこなしたシエルが褒められるシーンでは、前はクレイトンが床に転がるくらいだったと思うけど、今日は寮生・ミカエリス先生も転がって修学旅行の夜ごっこしてたり。
クリケット大会のティータイムで赤寮が美しさコンテスト?を始めたり。
(前はレドモンドがハーコートに夕食のメニューを尋ねる?みたいな会話だけだったと思う)
リピート目線では前回と違う内容かつ千秋楽らしい盛りだくさん具合で楽しかったけど、初見の人には間延びした印象になるかも…とちょっと心配に。

クリケット大会でヴァイオレットがチェスロックの絵を描いたシーン、チェスロックの喜びのあまりの「尊い!」発言が可愛かった。
さらにヴァイオレットの「来年観に来るから」の言葉に、さらに「尊い…!」が出てしまうチェスロック…二人の関係が尊すぎ。
紫寮の二人のお互いのリスペクトは学園の先輩後輩だけじゃなく、同じ芸術家として認め合っている雰囲気があって、他寮以上に深い関係性というか対等さを感じて楽しい。

あとは、カメラでアップになって気づいたけど、レドモンドは随所で手を狐の形にしてるんだね、可愛い。

二回目観ても、真夜中のお茶会のP4の回想シーン好き。
デリックと副校長への怒りと、犯した罪への恐怖と、学園の秩序を守りたい正義感と、色んな感情がぐちゃぐちゃに混ざって取り乱すお芝居が見ていて苦しい。
でも、そこまで一生懸命に監督生としての責任と、自らの心の根底にある正義感を全うしようとしているのが美しくて愛しい。
皆のクリケットバットに添えていく手がアップになるカメラワーク最高でした。

今作の黒執事は今までの作品と雰囲気違うなぁと感じたのは、たぶん今まではソロで滔々と歌い上げたり、お芝居をしながら歌うことが多かったのに対して、今作は皆で歌ってなおかつダンスもガッツリだったからかな。
担当編集のクマさんも「クリミュ」(※クリケット)と呼んだりしてたし(笑)
「スポーツ&学園ものミュージカル」というジャンルへのリスペクトとオマージュを感じて楽しかった。

小西さん演じるシエルが見るほどに可愛い。
赤いアイシャドウも幼さが出ててとても良い。
成人男子なのでそれなりに身長あるけど、華奢で線が細く身長よりも小柄に見えて。
今までの子役さんたちも可愛かったけど、遜色なく“シエル”だった。