朧月夜の独り言

趣味に関する備忘録と少しの日常

刀ステ 无伝⑤

「舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士 -大坂夏の陣-」千秋楽おめでとうございました。

天伝・无伝、色々なことがあった公演ですが6ヶ月のロングランが千秋楽を迎えることできて本当に良かった。
千秋楽は配信で視聴。

 
配信は配信で、表情がしっかり見れて楽しい。
大阪の景色を見る高台院と秀頼の親子の情がさらに増していて涙が美しい。
秀頼は、天下とは父が残してくれたものだと、高台院や秀忠に訴える口調が前に見たときよりも穏やかというかわかってほしくて伝えているように見えて切なくて、秀忠の泰平の世を築きたいという返答に、秀忠と自分の考えは違うんだと気づかされる表情がとても良かった…。
真田十勇士が最後に大坂城を目指すところは何度見ても悲しいけど良い。
主君への忠誠心で泥臭く戦場を駆けるキャラやっぱり大好きなんだよな。

あとは、本当に怪我なく千秋楽を終えられて良かった。
あの殺陣量を3か月間、公演終わるのは寂しいけど、キャストの疲労を考えると終わってちょっとホッとした。
この前観に行った時も思ったけど、三日月の大回転のあと拍手起こるようになったんだね。
私はストレートプレイは静かに見たい派だから驚いたけど、セリフと被ったりもしないし、良い芝居に拍手するのはマナー違反ではないし別に良いかな。
3か月続けてきて、ここにきてお客さんから新しいリアクションもらえたら演じている側は嬉しいのかもなとも思ったり。
殺陣も全体的にスピード上がってるような、疲労は溜まってるはずなのにどんどんキレが増すようで、3か月間すごかったなぁ。

无伝の話は何回リピートしても面白かった。
辛いんだけど、それ以上にテンポが良くて熱い物語でとても好みでした。
大千鳥と泛塵…キャスト変更なしでまた観たいな。