朧月夜の独り言

趣味に関する備忘録と少しの日常

宙組シャーロック・ホームズ

ひっっさしぶりに生で宝塚見てきました。
東京宝塚劇場 宙組公演
シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-」
「Délicieux(デリシュー)!-甘美なる巴里-」

 

シャーロック・ホームズはキャラクターはよく知っているので内容が頭に入りやすくて楽しかった。
ジャック・ザ・リッパーも実在の人物ながらよくホームズと一緒に登場しますね。
今作では、ジャックはモリアーティ(の兄)が組織した犯罪集団という設定。
そしてその犯罪集団の次のターゲットは国家機密を盗み出した女スパイでオペラ歌手のアイリーン。
ホームズはアイリーンを守り、犯罪卿・モリアーティを捕えるため事件の捜査に乗り出す。

ホームズとワトソンは日替わりらしきやり取りもある軽やかなシーンも楽しいし、アイリーンとの両片思いみたいな雰囲気もたまらないし。
何より、モリアーティとの宿敵の関係性が最高。
物語としては、モリアーティはアイリーンとホームズを一時は追い詰めるも、最後はホームズの罠にハマりロンドンのアジトは壊滅することとなる。
モリアーティは罠にハマってアジトも壊滅させられて、ライヘンバッハの滝でホームズと相討ちになって、ややホームズに押され気味な気もしたけど、モリアーティもライヘンバッハから生還していて再びホームズと相見えるのは良かった!
中盤の銀橋での対峙とか、ラストの駅でのすれ違いざまの再会とか、とても胸熱でした。


ショーの方は霧の都ロンドンから打って変わって鮮やかな花の都パリへ。
お菓子モチーフで色味もピンクとか紫多めで可愛いし、マリーやフェルゼンが出てくるのもフランス革命好きとしては嬉しい。
一応ストーリーはありつつ、こちらは考えるな感じろだと思ってるのでとにかく華やかな世界を浴びられて、最近仕事が忙しくて疲れてたけど、疲れが癒されていくのを本当に感じた!