朧月夜の独り言

趣味に関する備忘録と少しの日常

ヴァンダフルワールド

天才劇団バカバッカvol.22 「ヴァンダフルワールド」観てきました。

バカバッカの公演初めてでしたがとても面白かった…!
当日券突撃して良かった。(当日券の座席選べるの驚いた)


ストーリーは、ヴァンパイアに両親を殺された主人公・旅人と妹・笑美がヴァンパイアに復讐する物語。
説明映像の主人公が市松模様の服を着ていたり、オマージュでいいのかな?(笑)
旅人と笑美の設定はシリアスだけど、全体的にはドタバタコメディ強めでストーリーも直球で、笑って元気になれる作品。
ハロウィンの日の物語なので、ちょうど10/31に観に行けて楽しいハロウィンになりました。

旅人・木村昴さんはさすがの存在感(オーラ的にも質量的にも)
あの体格で二丁拳銃はずるい。
フィジカルの近距離のパワーに加えて飛び道具とか勝てる気がしない。
笑美は可愛い女子高生、ヴァンパイアハンター、ヴァンパイア化と色々な顔が見れて素敵。
ヴァンパイア化の色白+赤強めのメイクが好み。

登場人物は、人間を食らおうとしているヴァンパイアのピーター一派、人間を傷つけないという掟を守る陽太ら、村の商店街を盛り立てたい人間たち。
人物多めだけど、絶妙にそれぞれが絡み合っていて場転もうまくて引き込まれる。

前説で「上演時間は2時間を目指していますがアドリブ次第です」と仰っていたとおり、アドリブ(と思われる)シーン多め。
演者同士笑わせ合おうとしているような応酬(笑)

自分的山場は、後半のピーター一派との戦闘で、陽太らが助太刀に来てくれるところはベタだけど胸熱。
ヴァンパイアにも良いヤツらがいるということがわかって大団円、かと思いきやまさかの主人公・旅人はピーターと相討ちの死。
実は生きてました的な感じで最後にフラっと現れたら嬉しいなと思ったら本当に亡くなっているようで、ドタバタコメディだけど最後はちょっとしっとりなのが意外でした。