朧月夜の独り言

趣味に関する備忘録と少しの日常

雨に唄えば

ミュージカル「SINGIN’ IN THE RAIN 〜雨に唄えば〜」行ってきました。

初めての来日公演観劇。


アダム・クーパー雨に唄えばを観れるラストチャンスのうたい文句に、滑り込み観劇。
来日公演を観るのは初めてなので字幕ってどうなのかなと思ったけど、物語もシンプルで歌とダンスのショー的な気持ちで観ることもできる舞台だったので楽しく観れました。
字幕出てるとつい真面目に読みたくなるけど、文字追ってると目が疲れるし、舞台を横目でしか観れないから、あらすじは事前に予習しておいて時々字幕で補足するくらいの気持ちが良いのかなという感覚。

物語は、無声映画からトーキー映画に移行する頃。
映画スターのドンとリナはトーキー映画に挑戦するも、リナの演技と歌が下手なことにより興行は失敗しかける。
そこで、新人女優・キャシーがリナの吹き替えをして映画を立て直し、リナからの反発を受けるも、最終的にはキャシーの実力が世間に認められてハッピーエンド。

来日キャスト、スタイルが良くて舞台映えする。
あとは、ダンスが、すごいとしか言いようがない。
ドン、キャシー、コズモが吹き替えのアイディアを思いついて、歌い明かすシーンの3人のタップがかっこいい。
拍手が鳴りやまなくて、3人が地面に寝ころびながら笑い合っていたのが可愛かった。

キービジュアルにもなっている雨の中で踊るドン。
本当に舞台にジャバジャバ雨が降ってて、知っててはいても演出にびっくり。
霧雨とかじゃなく本当に土砂降りだし、水が捌けるように舞台が斜めになっているようだったけど追い付かないほど水が溜まってる。
水たまりを蹴って客席に水を飛ばす演出もあり、かなりガッツリ客席に水が飛ぶもの驚き。
一人で、軽やかに、結構長い尺踊るけれど、足元に水が溜まってる状態で踊るのは、服も靴も重くなるし大変だろうな。
そして、有名なシーンだからとても重要なことが描かれてるのかと思ったら、ただただキャシーが好きという気持ちを爆発させてるだけだった笑
好きな子可愛い!!という気持ちを雨にぶつけちゃうドン可愛い。

今回は2階席だったけど、いつかレインコート席行ってみたいな。