朧月夜の独り言

趣味に関する備忘録と少しの日常

2022夏アニメ感想

2022年9月終了アニメの感想です。
アップするのをすっかり忘れてた。

・シャドーハウス 2nd Season
・新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP
・ユーレイデコ
サマータイムレンダ


ネタバレ感想


▼シャドーハウス 2nd Season
引き続きシャドーハウスの秘密に迫るケイトとエミリコ。
ローブ様事件の犯人探しから、星付きたちの過去が明かされる。
2期では生き人形=人間という確信を持っていたり、仲間に引き入れられそうな人を見極めて接触するなど、サスペンスみが増して面白かった。
絵柄もキャラも可愛いのに、煤で壊れていく生き人形や、シャドーとの一体化の失敗など、エグい描写とのギャップが良い。
続編待ちたい。


▼新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP
ただただ無条件に面白い。
以前はテニプリのぶっ飛び加減や技の演出が小恥ずかしく見えてしまって苦手意識があったのですが、テニミュを見るようになったからか、自分の許容範囲が広くなったからか、そういったものも一周回って楽しく受け入れられるようになって、今作もライトに楽しめた。
各国代表も国柄のイメージが反映されたキャラでわかりやすくて良い。


▼ユーレイデコ
現実と仮想世界を行ったり来たりの近未来ファンタジーのアニメオリジナル作品。
主人公・べリィは怪人0事件に巻き込まれたことでユーレイ(=戸籍上死亡)となり、世界の監視役であるカスタマーセンターから身を隠しながら、ユーレイ探偵団の仲間たちと怪人0事件の真犯人を追うことに。
カスタマーセンターにより情報統制された世界、戸籍のない“ユーレイ”と呼ばれる人々、発展した都市部とスラム街のような郊外・・・カラフルでデフォルメされた世界観だけど設定は風刺っぽい。
前半の事件を解決しながら仲間を増やしたり、怪人0の情報を得たりは面白かったけど、後半のマークトゥエインに乗り込んで怪人0の正体を知るあたりから駆け足気味で設定についていけずアニメを見ているだけだと消化不良、考察が必要か。


サマータイムレンダ
前期からの2クール作品。
初回のインパクトに加えて、物語が進むにつれて明かされる謎にどんどん引き込まれて面白かった。
主人公・網代慎平がタイムループを繰り返しながら、日都ヶ島で人間を襲う「影」と対決する物語。
離島という閉鎖的な場所、人を殺す化け物「影」の伝承、ループして死を回避する・・・と「ひぐらし」を思わせるような導入で、死に様もなかなかハード。
前半はループしながら敵を探ったり仲間を見つける謎解きのようなテイストで、後半はジャンプ作品らしいバトルパート満載。
バトルも単に力でねじ伏せるのではなく、ループを使った仕掛けや、心理戦、影の特性を利用したりと、前半の謎解きも含めて慎平の頭脳プレーに痺れる!
ラストは「影」が存在しない未来を勝ち取り、日常を取り戻す。
影との戦いの記憶も一旦は無くなったけれど、最後の花火の瞬間に思い出したと言うことで良いのかな。
辛い戦いだったけれどハイネのことも、ひと夏の大冒険のことも彼らには忘れないでほしいと思ってしまう。
慎平と潮の二人は両想いハッピーエンドを迎えたけど、個人的には影澪と慎平コンビのつうかあっぷりが好きだった。