朧月夜の独り言

趣味に関する備忘録と少しの日常

2022秋アニメ感想

2022年12月終了アニメの感想です。

SPY×FAMILY 第2クール
アイドリッシュセブン Third BEAT! 第2クール
機動戦士ガンダム 水星の魔女
・虫かぶり姫
チェンソーマン

ネタバレ感想



SPY×FAMILY 第2クール
分割2クール後半。
作風は前半と変わらず、疑似家族の噛み合ったり合わなかったりのドタバタコメディ。
互いの正体を明かした方がスムーズに進むのになぁと、視聴者だけが全てを知っているというのがやっぱりムズムズもどかしくなってしまう。
1クール目は家族を見つけて学校に入学してステラを取るという一連の流れがありましたが、今回は単発の話が多く、あまり話が進まなかったのも物足りなく感じた。


アイドリッシュセブン Third BEAT! 第2クール
どんどん泥沼芸能ものの色が濃くなっていくアイナナ。
相手を罠にかけるような酷い思惑も辛いし、自らそこに突っ込んでいくような不用意な行動にも「待って待って」と言いたくなる。
ぶっ飛び系の二次元アイドルだったら敵に捕らわれた仲間を助けに行く!みたいなのもわかるけど、アイナナのリアルテイストの中では世界観とキャラの行動のちぐはぐ感を感じる。
アイナナのストーリーにドはまりしている友人もいるので、完全に私個人の肌感覚の問題なんだろうなというところ。


機動戦士ガンダム 水星の魔女
ガンダム新作!
女の子主人公の学園ものという目新しさが楽しいけれど、会社や親、生まれ育った星など、種族や組織の思惑で戦うというところはガンダムシリーズらしく、うかうかしていると設定に置いて行かれそうになる。
スレッタとミオリネは正反対で互いに補い合っているダブル主人公っぽい感じが良い…と思っていた矢先の衝撃のラスト。
スレッタの純粋さ故の恐ろしさ。
個人的にはかなり踏み外し始めているグエルとシャディクの運命が気になるところ。


▼虫かぶり姫
少女漫画原作の作品の視聴は久しぶり。
少女漫画(特にヨーロッパ風の世界観の)ヒロインは天然で後先考えないタイプの子が多いイメージですが、本の虫であるエリアーナは突っ走るところもありつつも知識と知性があって論理で立ち向かえるキャラだったので良かった。
毎週が最終回かなと思うくらい甘々な展開と、クリストファー(木村さん)をはじめ、キラキラした世界観とキャスト陣に癒された。
特にテオドール叔父さまの羽多野さんの落ち着いた声と、安心安定のフォローが精神衛生に良い。


チェンソーマン
悪魔のポチタの心臓を得たことで能力を開花させたデンジは、貧乏生活から脱するため公安のデビルハンターとして働くことに・・・エログロバトルものという印象。
バトルの映像はごりごり動いてカッコ良い。
キャラは皆欲望に忠実というか、良くも悪くも人間臭い感じで斬新。
終盤で主要キャラと思っていた人物たちが退場し、続々と新キャラが登場する急展開には驚いたので続きもアニメ化してほしい。